諸国漫遊

隙あらば放浪したい

【チェスキークルムロフ】おとぎ話の世界のような、可愛らしい街をお散歩。2018.10.11

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◆◇概要◇◆

2018.10.2~2019.1.19のバックパッカー旅行中、日記をほぼ毎日つけていました。

それを加筆修正し、晒して供養しようというものです。

 

この日からは2ヵ国目のチェコ旅行。メルヘンで可愛らしい街並みが人気のチェスキークルムロフを一日お散歩しました

この街、どの場所もどの瞬間も絵になる。雰囲気もゆったりしていて心地いいです。興奮しながら大量に写真を撮ったのですが、ほとんどのデータが消えてしまって非常に悲しい…。

 

10/11(木)

朝6時過ぎに目が覚める。朝ごはんを食べながら、今日の計画。7時ごろに空が明るくなってきたので、周辺をお散歩。

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街全体に霧がかかっていてとても幻想的。通学中の子供達とたくさんすれ違った。

歩いている途中、ふと『霧のむこうのふしぎな町』という児童小説を思い出した。主人公の女の子が迷い込んだ霧の中の町で、いろんなお店で働きながらひと夏を過ごすお話。小学生の頃、この本で読書感想文を書いた。今の今までその本の存在を忘れていたのに、急に降ってきた。当時思い描いていたふしぎな町のイメージと、バチっと重なった。びっくりした。思ってもみないタイミングで懐かしいものを思い出してしまい、ちょっと泣きそうになった。日本に帰ったら、もう一度読んでみようかな。初めての体験しかないこの旅で、過去の思い出が急に呼び起こされることになろうとは。

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ホステルに帰って身支度。8:40ごろ出発。早朝にかかっていた霧がすっかり晴れている。天気は雲一つない快晴。町のカラフルさと青空がマッチして、とてもメルヘンポップな雰囲気。霧の中とはまた違った印象。街は小さいので、歩いて回れる。

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何はともあれまずはチェスキークルムロフ城の塔!オープン直後、混む前に高いところへ行く。これを鉄則とする。

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銀行に寄って3000コルナを引き出し、9時過ぎに到着。予定よりちょっと遅れた。道すがら写真を撮りすぎた。だってどこを切り取っても絵になる。

塔と博物館のセットチケットで180コルナ。ちなみに10コルナで50円くらい。

 

塔に登る。階段が続くが、ウィーンのシュテファン大聖堂に比べればどうって事ない。もともと高台にあるせいか、入り口から5分かからないくらい展望台へ。誰もいないラッキー。

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いい〜〜〜。街並かわいい。kawaii。

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高いところから見るかわいい街並みが心をくすぐりすぎる。そしてオレンジ色の屋根の合間を縫って流れるブルタヴァ川がまた風情を醸し出す。思う存分写真を撮る。

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人が増えてきたので20分ほどで降り、博物館へ。お城の歴代城主や、城主の調度品コレクション、食器、トイレ、武器等が展示されていた。周りは中国からの観光客がやたら多い。中国語の会話が聞こえすぎて、ここは中国か?!ってなるほどだった。

 

続いてお城の内部ツアーに参加するか迷ったが、もっとこの街の景色が見たい!ぶらぶら優先!と思ったのでツアーはやめた。高台にガシガシ登る。

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やはり景色が良い。すでに観光客がたくさんいた。アジア人多め。我々の地域にはこんなおとぎ話の世界みたいなメルヘンな場所ないですもんね、みんな来たいよね分かる。アジアっぽくない場所を求めて、アジア人が密集してしまうという現象。しょうがないね。だって5ヶ月前に行った白川郷は欧米人だらけだったよ。そういうことです。

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さらに登ると庭園があるようなので行ってみる。

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庭園には紅葉した木々手入れされた植え込み見事な噴水が美しく配置されていた。良い場所。さらに奥にはがあるようだ。行くか迷ったが、行った。

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その時の気分でふらっと訪れた場所だが、結果的に今日一番の収穫。行って本当に本当に良かった。
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池の周りには木々緑から黄色、オレンジ、赤へと色を変える葉の様子が見て取れた。そんな色とりどりの葉っぱが、水面にまで綺麗に写っている。

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時折ザァっと風が吹くと、木々から無数の葉が離れた。視界いっぱいに舞った木の葉は、弧を描きながらはらはらと池の上へ落ちてゆく。水面には静かに波紋が広がる。すごい。なんだこれ。これは現実か。夢か。天国か。呆然と立ち尽くした。夢見心地でその風景を眺めた。

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池の周りを歩き、写真を撮り、ベンチに座る。これを何度か繰り返し、時間をかけて池を一周した。ああ、よかった。めっちゃよかった。しかも人があまりいない。奥まっているせいか、地元の人が数人いる程度。穴場すぎる。全人類にこの素晴らしい風景を見て欲しい。でも知られたくない気もする。

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座ったベンチで一度ドングリ爆弾を被爆した。太ももをかすめたが、普通に痛かった。いって!と大きめの声が出た。殺傷力高め。

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※実際に被爆したドングリ爆弾。小粒の石が勢いよく降ってくる感じ。

 

庭園を後にし、ゆっくりと街へ戻る。道すがら、地下都市なるものがあったので入ってみる。なんだか思ってたのと違った。地下都市を利用したギャラリーのような。展示してあった物体がとにかくおぞましく恐ろしい。なんだったんだあれ。英語で説明があるが、分からん。とにかく怖い。BGMも不安を増長させるような悲しい音色のパイプオルガン。せっかく庭園で良い気分になったのに。行かなきゃよかった。

 

気を取り直して今度は街をぶらぶら。本当に絵になる。

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カラフルな建物がかわいいー超かわいいーーー。観光客もたくさん。6:4でアジア人多め。中国、韓国が多いのかな?日本のツアーも2、3組見かけた。さまよっているうちに、明日のバス乗り場の付近まで来てしまったので、ついでに確認。また街をぶらぶら。

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聖ヴィート教会へ。美しいゴシック式。祭壇も豪華なゴシック。熱心にお祈りをしている人もいた。

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また街をぶらぶらしながら写真を撮る。ブルタヴァ川沿いも風流。お腹はずっとすいてる。

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15時、チェコ料理店へ。ホステルのお姉さんにオススメされたところ。そういえばチェコ料理予習してない。なんかチェコのスペシャルみたいなことがメニューに書いてあったものを注文。多分ローストポーク。そして来た料理、量が多い。ザワークラウトが多すぎるし酸っぱすぎる。なんかモチモチのもの、なんだったんだアレ。お肉系と、ジャガイモのお好み焼きみたいなのは美味しかった。付け合わせが大量すぎてきつかった。残すのももったいないので、無理やり完食。夜ご飯いらないなと確信した。飲み物もあわせて256コルナ。

※なんかモチモチのもの…クネドリーキと思われる。チェコでよく食べられる茹でパン。

 

16時。ゆっくりホステル方面へ戻りつつ、夕日が綺麗に見えるという高台に行こうと思い立った。ちょっと遠回りだが、ムニェスツキー公園を通る。街から少し離れているせいか時間帯のせいか、あまり観光客はいなかった。地元の人がまったり過ごしている。どんな街にもこういう場所必ずあるよな。川沿いをずっと歩いて橋を目指した。

 

道中、猫に出会う。

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猫ちゃん猫ちゃん!!!!でもどうせ逃げるんでしょう分かってるわ!!!!遠くから見てるだけにするわよ!!!!と思っていたが、向こうから寄ってくる。私も少しずつ寄る。

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自分の体をひたすらペロペロする猫。触って良いのかこれ。後ろを向いたので、背中を撫でてみる。

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するとゴロンと寝転んで、お腹を向け出した!なんだよ撫でて欲しかったのかよ素直じゃないなあでもそういうところがたまらんね。撫でに撫でる。がんわいい。癒された。

高台に向かう。途中で道が合ってるか自信がなくなったが、通りすがりの犬の散歩中のおばちゃんが教えてくれた。咄嗟にセンキューと言う。チェコ語、デュクイってなかなか急には出てこない。

 

そして高台。ずっと見えていた高台目印の建物は、どうやら教会のようだ。17時を少し過ぎていて、入れなかった。残念。

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眺めはめちゃよかった。今日2番の収穫。街を一望。塔からも街を望めたが、こっちは本当の一望だった。このかわいくて小さな街を手中に収めたようだった。

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地元の人も4人ほどいた。夕暮れどきになると、さらに4.5人増えた。きっと有名なサンセットスポットなんだろう。たしかに美しかった。青色の空にオレンジと赤が少しずつ増えていった。太陽は山の間に吸い込まれていった。

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18:20、ホステルへ帰る。風呂入って洗濯。

そのままホステルにいようと思ったが、チェスキークルムロフの夜の景色が見たくなったのでお散歩。今日3番の収穫。すてきすぎる!!!!夜のチェスキークルムロフ!!!!ステキークルムロフ!!!!朝が神秘的、昼がメルヘンなら、夜は魔法の国ってかんじ。ハリポタ感あった。夜が一番好きだわ。路地もいい、トンネルもいい、景色もいい。人気の無くなった中世の街並みに、オレンジ色の灯りがともる様子は、不気味なまでに美しかった。違う世界に迷い込んだような感覚になって、とても興奮した。お散歩して正解。帰って9時半ごろ。12時就寝。

※夜のお散歩に大興奮しながら写真もたくさん撮ったのですが…データ消えました…つらい

 

 

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