◆◇概要◇◆
2018.10.2~2019.1.19のバックパッカー旅行中、日記をほぼ毎日つけていました。
それを加筆修正し、晒して供養しようというものです。
この日からはスロヴェニア編!!
初日は首都リュブリャナで、街のシンボルのリュブリャナ城と旧市街を散策しました。
この旅をするまでは、恥ずかしながらスロヴェニアという国がどこにあるのか、どんなところか全く知りませんでした。
ルートに組み込んだ理由も単純、通り道だし行ってみるか〜くらいの軽い気持ち。
でも実際に訪れてからは…
好き。
もう一回行きたい。
生まれ変わったらリュブリャナっ子になりたい。
※ウィーンっ子でもブダペストっ子でもマルタっ子でも可。
スロヴェニアでのあれこれを残しておきたいという思いから、以前割としっかり目に記事にしたほど。約1年前、ステイホーム期間で暇だったというのもありますが。
リュブリャナ城についてはこちら↓↓↓
導入おんなじようなとこ言ってる。そしてこっちの方がまとまっていると思います。
以下、いつも通り雑多な日記ですがお付き合いください。
10/23(火)晴れ
7時起床。ホステル1階の共有スペースで今日の計画。
8時朝ご飯。ダイニングテーブルの上のシリアルとチーズとりんご、ちょっと離れたところのパンを自由に取る。飲み物はコーヒーと数種類の紅茶、いくつかのシロップ等。終わったら自分でお皿を洗う。
こぢんまりしたダイニングは、実家の食卓感があった。もちろんうちの実家とは程遠いけど。
なんというか、一般家庭にホームステイしているような感覚になった。今まで泊まっていたホステルが結構大きな施設だったから新鮮。
食べ終えて支度し、8:40出発。まずはリュブリャナ城へ。
外に出ると、冬の冷気を感じた。冷たい空気が気持ちいい。少し霧が出ていた。
街を歩く。通勤の人たちがそれなりにいた。歩きだったりチャリだったり。
チャリで曲がるとき、みんなしっかり合図するよね!ブダペストでも思った!えらい!
そして街並み。可愛らしさもあり、懐かしさもある。緑豊かな公園も見かけた。
うん、やっぱり好きリュブリャナ好き!!第一印象から決めてました!!好きです!!生まれ変わったらリュブリャナっ子になりたい。
リュブリャナ城までの道のりがまた良い。新市街から川を越えて旧市街へ。お店が並び、店員さん達が開店準備をしていた。1日の始まりを感じさせる。
建物の間からはすでにリュブリャナ城が見えている。かっこいい。わくわく。
旧市街から少し路地に入って、丘を登る。次第に林の中へ入っていった。ちなみにケーブルカーもあるけど、ここはやっぱり歩きで。
歩いて行けそうならできるだけ自分の足で行ってみる。この旅の自分ルールに則る。
人は2.3人程しか見かけなかった。うおーダンジョン感あって興奮する。
※途中で出くわすケーブルカーの線路。これが見えたらもうすぐ到着のはず。
丘を登り始めて約10分、リュブリャナ城到着。
ひええ。好き。無骨でシンプルな感じが非常にクール。
かつては城塞だったらしい。どうりで。
チケットを買い入場。オーディオガイド付きで10ユーロ。日本語があってびっくり。
チケット売り場のお姉さんもオーディオガイド貸出のお姉さんも優しいそして美しい。
地図をもらい、その番号の表示通りに進めば良いみたい。
昔の入り口や牢獄、火薬庫等を自由に見学できる。自分のペースで好きなようにウロウロできるのがポイント高い。
※オーディオガイドも地図も日本語対応で大変ありがたい!!
そして何より圧巻だったのが展望塔からの眺め。
すごい。街を一望。好き。遠くに標高の高そうな山脈が見えた。
霧が山から街へと流れていき、オレンジ屋根を覆い尽くしてはすり抜けていく。
ダイナミックな自然と美しい街の融合。なんじゃこれ。これは現実か。
今まで出会ったことのないような現実味の無い光景に、しばらく無心で眺めてしまう。
霧の流れが見えたのは、午前中だったからだろうな。朝一で行ってよかった。感動。
でも結構寒い。15分もすると手がかじかんできた。
以下、オーディオガイドの情報。
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天気が良いとスロヴェニアの1/3の景色が見渡せる。火事の信号塔としても使われた。
1905年に市長イヴァン・フリバルが国から城を購入。文化行事の中心としようとしたが実現せず。市内に住宅が不足していたため、城をアパートとして使用。
1920年代、500人の人が城に住んでいた。家を買えず住居を見つけられない下層階級の人々。1964年に最後の住民がでていった。
第一次、第二次世界大戦も住居として使われていた。今や文化行事の中心としてフリバル氏の意向が汲まれている。
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城っていうと特権階級が住むイメージだけど、正反対の下層階級の人を住まわせるとは。なんと素敵な心意気。
この景色を見ながら生活できるって最高だな。
また、敷地内の教会には男性が龍の口の中に剣をぶっ刺してる絵があり、リュブリャナの龍伝説を知った。
以下、オーディオガイドのうろ覚え内容。
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昔、丘の上に龍が住んでいて、毎年1人女の子を生贄にするよう所望していた。
ある年、1人の女の子が生贄になり、その子のお父さんが「龍を倒した者はこの子を嫁にやる」と言ったそう。
そしてある1人の若者が龍を倒し、トドメで龍の口の中に剣を突き刺した。すると地面が割れ、龍はその穴に落ちていった。
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そんな感じです。
ちなみにその場所にリュブリャナ城の教会を建てたとか何とか。なるほど、それでこの街はやたら龍推しなのね。
※くだんの教会。龍が剣をぶっ刺されてる絵、写真撮ったのですがデータ消えましたよ〜〜〜
龍推しのリュブリャナについて書いた記事はこちら↓↓↓
ところでこのオーディオガイド、絶対借りるべき。
お城の説明はもちろん、スロヴェニアの歴史にまつわる展示や人形博物館の内容もカバーしていてとっても内容盛りだくさん。ちゃんと全部聴こうと思ったら半日以上かかると思う。
※人形博物館にいたやつ。紐引っ張ったらまばたきしてくれる。
ただ、オーディオガイドがなぜかやたらバッテリー切れを起こした。2回替えてもらった。お姉さんが言うには、寒さでバッテリーの持ちが悪くなってるとか。快く替えてくれます。
13時過ぎに歩いて下山。天気が良くて気持ちいい。
早朝は寒かったけど、だんだん暖かくなってきた。
下山途中の景色もまた良い。オレンジ屋根が近くなっていくにつれてワクワクも増していく。
街をぶらぶら。お昼どうしようかな、川沿いのレストランはどこも混んでるな。
教会を見学してから空いているレストランに行こうと思い立つが、教会は12時〜15時まで閉まっていた。
どうしよう。るるぶ様を見る。るるぶ様のおススメレストランへ。
観光名所の少ない新市街にあるためか時間帯のせいか、結構空いているようだった。
店内へ入る。店員さんいない。店内をぶらぶら。あっ店員さん発見。
席ありますか?と聞くと、ダンディな店員のおじさんが「あるよ。」と一言。そしてなぜか握手をされる。なんなんだよ。
座ってメニューを見るが、さっぱり分からないので店員さんのオススメにした。
きのこのスープ、ソーセージとザワークラウトとマッシュポテトの盛り合わせ、りんごジュースを注文。
飲み物がすぐに来て、きのこスープが運ばれた。
くり抜いたパンに入ってる〜。心惹かれる〜。味も美味しい。優しい味。
でもボリュームたっぷり。や、やばい。メイン食べられるだろうか…。
完食し、メインが来る。
ソーセージとザワークラウトとマッシュポテトの盛り合わせ。
ソーセージの太さよ。
もちろん美味しいけど、案の定半分くらいでキツくなる。何回目だよこのパターン!!
ゆっくり食べて完食。今日夜ご飯いらないかも。お会計15.80€。
15時過ぎ、聖ニコラス大聖堂へ。
入り口、怖。
禍々しさを感じる。
人がちょうど出てきたから分かったけど、いなかったらスルーしてたかも。中に入る。
おお、豪華。シャンデリアに金の装飾。とてもバロック調。
後ろの大きなパイプオルガンにまで金の彫刻が。
天井画の色が鮮やか。新しいのかな。
教会内をしばらく観察。こんなに豪華で素敵な教会なのに、あまり人がいない。なんか逆に新鮮。最近は観光客いっぱいの教会が多かったから。
お次はフランシスコ会教会。街中でひときわ目を引くピンク色の可愛らしい教会。
そして内部とのギャップ。
バ、バロック〜。こちらもなかなかのバロックぶり。豪華な装飾。
天井画は、先ほどの聖ニコラス大聖堂より色褪せて見えた。あと光があまり入って来ず、暗めの内部。
こちらも観光客はあまりいない。ただ、お祈りをしている方がちらほら。カシャッとかポコッとか鳴らせないよね。控えめに写真を撮りつつ見学。
奥にも入れた。チャペルって書いてあったけど、なんかイメージと違う。小さなお祈りの場という感じ。こちらも信者の方がお祈りをしていた。ちらっとのぞいてさっさと退散。
フランシスコ会教会は、街の中心であるプレシェルノヴ広場に面している。
人が行き交うだけでなく、待ち合わせ場所としても使われているよう。とても賑やかで活気ある広場だった。
そこから伸びる三本橋にも、観光客や地元の人がたくさん。
あ、龍の橋も人いっぱいいた。龍がいた。
※こちら龍の橋。リュブリャナのシンボルである龍の彫像が特徴。
そんな感じ。以上雑なダイジェスト。
駅に行って明日行くブレッドまでのバス往復チケットを買う。
駅にバスチケット売り場があり、バスもその周辺のバス乗り場から出るようだ。往復12.84€。
切符売り場のおじさん、非常にスムーズに対応してくれて良かった。窓口でバスチケット買うの初めてだったから実は少し不安だった。私のようなリュブリャナ⇄ブレッドへ行く観光客は山ほどいるんだろうな。
( ´-` )明日、ブレッドまでの往復チケットをお願いします。
(・o・)行きは何時にする?毎時間出るよ。
( ´-` )じゃあ8時で。
(・o・)オッケー。
( ´-` )帰りの時間も決めた方がいいですか?
(・o・)いや、帰りはオープンチケットだから何時のに乗っても大丈夫だよ。この紙に帰りのバスの時間書いてあるから。
( ´-` )わかりました、ありがとう。
こんな感じであっさり取れた。よかった~。
そんで行きだけ時間決めるんだね。帰りのバス時刻表を用意してくれてあるきめ細やかさよ。
スーパーに寄ってホステルへ帰ることにする。
16時過ぎ、帰宅時間なのか、地元の人がたくさん行き交っていた。バスも満員っぽい。チャリもキックボードもスケボーもローラーブレードもいた。ローラーブレード2人見たよ!少女とお兄さん!!いやー興奮するわー。
スーパーで水とルッコラとパン3つと生理ナプキン購入。5.84€。明日の朝とお昼はサンドイッチ作って持って行こう。22時過ぎ就寝。
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