諸国漫遊

隙あらば放浪したい

【ヴェネツィア】フェリーに乗ってムラーノ島へ。2018.10.31

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◆◇概要◇◆

2018.10.2~2019.1.19のバックパッカー旅行中、日記をほぼ毎日つけていました。

それを加筆修正し、晒して供養しようというものです。

 

この日はヴェネツィア本島を離れ、ヴェネツィアングラスの生産で有名なムラーノ島へ。

ガラス美術館でヴェネツィアングラスの美しさと歴史に触れてから、のどかで可愛らしい街並みを散策して癒されました。

ムラーノ島は本島からフェリーで10分ほどで行けるというアクセスの良さも魅力。そして小さな島のため、日帰りどころか数時間の滞在で十分楽しむことができました。

 

本島の賑やかさや華やかさヴェネツィア気分をガッツリ高めてくれますが、見るべき場所がたくさんある上に迷路のような道が延々続くため目的地まで行くのに一苦労。さらには観光客の多さでヘトヘトになってしまうことも(それらがヴェネツィアらしさの一部でもあるのだけれど)。

ちょっと一息入れたいときは、小さな離島でのんびり過ごすのも一つの手だなと感じました。

 

夕方はヴェネツィア本島へ戻り、コンタリーニ・デル・ボーヴォロ階段リアルト橋

へ。夕暮れ時のヴェネツィアの風景を堪能しました。

 

 

10/31(水)晴れ

7時起床。昨日は蚊がいてあまり眠れなかった。昨晩起きているうちに2匹殺ったけど、もう1匹仕留め損ねたやつが。あいつら電気消した時に限って来やがる。ワンプッシュで蚊を殺すやつ持ってくれば良かった。

 

布団の中でゴロゴロして8時頃に朝ご飯。スーパーで買ったりんごとサラダと、ホステルが提供してくれてるクラッカーとコーヒー。クラッカーには桃ジャムとベリージャムをつけて食べた。久しぶりにクラッカー食べたけどうまい。久しぶりに食べるものって美味しく感じるのかもしれない。前にどこかのホステルで食べたシリアルのときもそうだったし。久しぶりに食べるマックとかも衝撃的なうまさだしな。

 

食べ終えて支度して9時頃出発。

今日はムラーノ島へ。初のヴェネツィア離島、楽しみ。

 

天気はめちゃくちゃ良い。

良かった、ヴェネツィアで晴天が見られない人間かと思った。4年前に来たときは曇りだったし、昨日と一昨日も降ったり止んだりだったし。

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ヴァポレット(フェリー)乗り場まで歩く。

離島に行くために、今日はヴェネツィア島の奥まった場所にある乗り場へ行かなければならない。

 

乗り場へ近づくにつれてお土産屋さんやレストランが少なくなり、住宅が並んだ地元感溢れる場所へ。洗濯物なんかも干してある。

ヴェネツィアってどこも観光地化されていて賑やかだと思ってたけど、こういう閑静な場所もあるんだな。ヴェネツィアの素顔というか、オフといった感じ。こういう場所もなんかいいな。

 

9:20ヴァポレット乗り場着。

チケット売り場は混んでいた。5分ほど列に並びチケット7.5€を買う。

ちょうど来ていたヴァポレットに乗り込み、いざムラーノ島へ。

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ヴァポレットから見る真っ青な空、深緑色の眩しい海、遠ざかる美しい街…。

海上からの景色最高やな。全身で受ける海風も気持ちいい。これ以上ない。

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9:40、10分ほどでムラーノ島に着く。

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本島に比べるとやはり落ち着きがあるが、思っていたよりお店がたくさんあった。

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レストランやお土産屋さんはもちろんだけど、やはりヴェネツィアングラスのお店が見事に軒を連ねている。

 

ショーウィンドウに並ぶヴェネツィアングラスを眺めながら歩く。どれもこれもかんわいい。心惹かれる。ついつい見ちゃう。

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でもとりあえず島内散策は後にして、まずはガラス美術館へ向かう。

 

9:55、開館5分前に着いた。すでに数人が入り口前に集まっていた。

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少し待っているとすぐに開館した。入館料12€。

荷物はチケット売り場正面の無料ロッカーに入れると作品にぶつかる心配が無くてよい。

 

館内はというと、ヴェネツィアングラスの制作工程歴史原始のガラスから最新の作品の展示が建物の隅々まで広がっており、見応え抜群だった。

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ガラスの展示は端的でわかりやすい。そして工程を知ると有り難みが増す。

 

知る前は、お店に飾ってあるやつを見て「わー綺麗だなーうわたっけー」って感想だったけど、これからはそれに加えていろいろ感じるものがある。

 

あ、これ金太郎飴みたいなガラスを並べて何度も熱して形を整えて研磨して…って作ったんだろうな、作んの大変だっただろうな、お疲れ様です、そりゃ高いわ、って思っちゃう。

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↑金太郎飴みたいなやつ。

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↑金太郎飴みたいなやつを切ったやつ。これを並べて作品にしたりする。

お土産屋さんでは、これ単体のアクセサリーもよく見かけた。ピアスとか。

 

あの金太郎飴みたいなやつ、繊細すぎてこれ作った人まじ変態。並外れた者にしか作れない、緻密で美しくて計算され尽くした図柄。

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制作風景の映像も流れていた。工場見学とか好きな人なら一生見ていられるんじゃないかな。熱され真っ赤っかになったガラスをハサミでちょん切る工程は、見ていて気持ちが良かった。

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初期のヴェネツィアングラスはめっちゃシンプルだったけど、だんだん技術が進歩して、ガラスが薄くなったり凝った装飾になったり。

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ここ最近の作品になるともはや現代アート。分かる人には分かる系。

ガラス美術館、いや興味深かった。

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外に出てムラーノ島をぶらぶら。奥の方へ歩いて行く。

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とにかく天気が良い。

気持ちいい秋晴れの中、のどかな街を気ままに歩けて幸せだった。

本島よりもゆったりと時間が流れている感じ。

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ヴァポレットを降りてから美術館までの道のりは割と賑やかだったけど、奥に行けば行くほどお店がなくなって、住宅や小さな商店になっていった。

道行く人たちはだいたいチャーオと挨拶を交わしている。みんな顔見知りなんだろうな。

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島の端っこの方まで行き、美術館方面へ戻る。

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通りすがりに、サンティ・マリア・エ・ドナート教会へ入る。

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とりあえずあったから入ってみたんだけど、めちゃくちゃよかった。

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床の見事なモザイクタイルに思わず息を呑む。また、随所にみられるヴェネツィアングラスの装飾に見惚れた。素敵な教会だった。

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外に出て再び街をうろうろしてると、ジェラート屋さんを発見。Murano artisan ice creamというお店。グーグルマップの評価が☆4.7これは期待しかない行くしかない。

コーンで、ピスタチオベリーを注文。この旅初のイタリアンジェラートです。2.5€

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味はというと、もうめっちゃ美味しい。ベリー濃い。ピスタチオ程良い。

ただ、コーンで頼んだから溶けて手元でろでろになった。気温高かったし。これもコーンの醍醐味だね。

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↑この後でろでろになる。

 

ぶらぶらしつつお昼ご飯を食べるところを探す。それにしてもレストランが結構ある。

ムラーノ島めっちゃ田舎でご飯食べるお店無かったらどうしよう、サンドイッチ買って持って行こうか、それとも本島に戻って食べようか…とか考えてたけど、その心配は完全にいらなかった。

f:id:hatatate30:20210920141248j:image見たところセットで15€ってところが多かった。セット内容はお店による。

そんな中で、パスタかピザ+飲み物で10€のお店を発見。全体的に物価の高いヴェネツィアで、なんと良心的な価格。ということでBar dell isolaというレストランへ

 

お店は暗い建物内の奥まったところにあってなかなか怪しい感じ。

でもレストラン内は明るく、店員のお姉さん2人もおじさんもみんな優しかった。セットで10€について質問すると丁寧に説明してくれた。いくつかのパスタかピザと、コーラかファンタかスプライトを選ぶらしい。

ピッツァディアボラとファンタを注文。10分ほどでピザが来た。

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ピッツァディアボラは辛いサラミが乗っていて美味しい。ピザをフォークとナイフで食べるのに一苦労。そんで結構大きかったので残り3切れくらいでしんどくなった。完食したけど。

お会計はサービス料が加算されて11€。本島のレストランより格段に安い。美味しかったし店員さん優しかったし満足。

 

しかし、後でこのレストランのグーグルマップの評価見ると2.5だった。低すぎてうけた。え、そんなに悪くなくない!?!?

ジェラート屋さんの時はこの評価をアテにして行ったけど、レストランは調べずに行って良かった、調べてたら絶対行ってない。

というかクチコミを信じすぎるのもきっと選択肢が狭まってしまって良くないのだろうな。もちろん救われることもあるし、めちゃめちゃ参考にはするのだけど。

一つの検討材料くらいに思っておき、気になるなら自分の直感を信じて行ってみようと感じた出来事だった。ハズレだったらそんときゃそん時だ。気ままな一人旅なんだし。

 

 

いつの間にか15時。ヴァポレットに乗って本島へ戻る。海の上から見るヴェネツィア、何度見ても良い。

 

10分ほどで本島到着。サン・マルコ広場の鐘楼に登ろうと思い行くが、広場水浸し&その影響で人がごった返していたのでやめた。明日にしよう。

 

ということでコンタリーニ・デル・ボーヴォロ階段へ。

昨日は高潮の影響で閉まっていたが、今日は開館してた。7€

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階段を登って一番上の展望台を目指す。

見た目のぐるんぐるんがインパクト強いけど、登るのは案外楽勝。

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すぐに頂上到着。

周辺のオレンジ屋根が目の前一帯に広がっている。

少し離れたところには、サン・マルコ寺院のクーポラ鐘楼も。

鐘楼の方が高い位置にあった。ここより眺めがいいんだろうな。明日行こう。

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ちょうど夕暮れ時でいい雰囲気。そして人があまりいない。これは重要。

どこへ行っても観光客でごった返しているヴェネツィアにおいて、この人の少なさは間違いなく穴場。5分くらい私しかいない独り占めタイムもあった。

しばらく景色を眺めてから退散。

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街をぶらぶらしていると、そこらじゅうにおばけや魔女などの仮装をした子供達が。

そっか今日って10/31、ハロウィンじゃん。仮装した子供達がこれまたがぁんわいいいい。可愛すぎてまじて涙出てきた。

みんな連れ立ってお店へ駆けていき、大人からお菓子をもらっていた。初めてハロウィンのあるべき姿を見た。感動。そうそうハロウィンって元々はこうらしいですね!!日本じゃパリピのイベントになってるけど。

てかこの子達、ヴェネツィアで生まれ育ったってことか。こんな素敵な場所で小さい頃から暮らすってどんな感じなんだろう。羨ましい限り。でも生まれたときからこの風景が当たり前になっちゃって、感動が薄れるのかな。あと、きっとこの街で迷わなくて済むね。

 

いい感じに日が暮れてきたので、リアルト橋から望む夕暮れの大運河を見に。

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相変わらず人でいっぱい。

やっぱりこの時間帯の風景もみんな見に来たいよね。

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柔らかなオレンジ色の街灯が、大運河と街をぼうっと照らしていた。

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街灯に照らされた運河の上を、ヴァポレットやゴンドラが行き交う。

この景色、行きてるうちに見たかったやつや。

なんて幻想的な風景。うっとりするほど素敵だった。

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スーパーに寄ってホステルに帰る。明日の朝ご飯のサンドイッチとりんご、今日の夜ご飯のカップ麺を購入。他のスーパーでも何度か見かけてずっと気になっていたsaikebonというカップ麺、0.85€スロヴェニアにも売ってたな。いくつか味があったが、チキン味を買ってみた。

 

帰ってシャワー浴びてご飯。カップ麺とサラダ。saikebon、薄味だけど美味しい。麺はうどんっぽさも感じる太さと色素の薄さ。具は無い。めっちゃシンプル。外食が多くなってしまうこの旅において、なぜか安心感を覚える薄味のカップ麺。日本に売ってたら買わないだろうに。また買お。23時就寝。

 

 

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